二次平成28年事例Ⅱ(二回目)75点

有名な鳥料理専門店との取引について、どの設問で触れればよいかわからなかった。
→今回の場合はBtBは触れなくてもOK。理由は、マルチブランドでBtC市場への挑戦が今回のテーマであったため。
第1問
これまでの製品戦略は、4Pで解答?Productの視点でしか書けていないが大丈夫か?
→ダメ。最終消費者向け(Place)、業界平均より高価格帯で(Price)が抜けている。
第2問
今後の製品戦略は、(1)でProductとPlace(2)でPromotionを記載
→(1)Product:しょうゆ関連製品、Price:高価格帯、ラインナップの見直し
→(2)Promotion:直営店活用、試飲会、料理教室、グルメサイト活用、POP、ちらし、訴求ポイント:高品質
販売戦略:提案販売、関連購買、効果:販売点数の増加

第3問
直販のメリットと効果
メリットは、ニーズ把握と製品開発。効果はCS向上と差別化、高付加価値化による利益率向上。抜けてない?
→メリットは、ニーズ把握と情報発信。効果は、製品開発と認知度、ブランドイメージ向上
第4問
インタネット販売のブランド戦略は、新ブランドと双方向。抜けてる観点は?
→既存商品の展開なので、マルチブランドが適切。ブランド戦略で何(高品質や伝統的製法など)を訴求するのかが記載できていない。
→(2)は、リピート化促進なので、ポイント制度などのインセンティブを加えてもよい。
1回目:60点
2回目:75点


第1問 B社のこれまでの製品戦略について整理せよ。
①国産丸大豆を使用し伝統製法により、しょうゆとその関連製品を製造し、
最終消費者向け業界平均より高価格帯の幅広いラインナップを揃えて差別化を図る戦略。

第2問 製品アイテム見直すことを考えている。
(1) 今後の成長に必要な製品戦略をターゲットを明確にして説明せよ。
ターゲット層は、
①食に敏感で健康に対する意識が強い女性・シニア層、
②外国人観光客である。
戦略は、
①出荷数量が伸びているしょうゆ関連製品の強化、
伝統的手法の訴求
低回転率商品の見直しを図ることである。

(2) (1)のターゲット層に訴求するための、プロモーションと販売の戦略を説明せよ。
戦略は、
①グルメサイトを活用して食に敏感な女性にヘルシーさを訴求し、直営店への集客を図る、
②来店した顧客への関連購買ネット販売を促し、売店数の増加を図る。

第3問 飲食店を直営経営することのメリットと効果(売上向上以外)を説明せよ。
メリットは、
①顧客との接点の獲得によりニーズを把握できること、
②情報媒体に掲載されること。
効果は、
①顧客ニーズを基に新製品開発を行えること、
情報媒体に掲載され認知度ブランドイメージが向上すること。

第4問 最終消費者に対するインターネット販売に乗り出したいと考えている。
(1) インターネット販売を起動に乗せるためのブランド戦略を提案せよ。
既存のZ社向け商品と差別化するため、インターネット専用のブランドで伝統的製法と高品質を訴求する。
(2) 顧客にリピートしてもらうために、インターネット上でどのようなマーケティング・コミュニケーションを展開するべきか提案せよ。
①HP上で自社のこだわりの製造法の発信、
掲示板などで収集した顧客要望を取り入れた商品開発、
③定期的なメルマガの発信で、顧客関係性を強化し、リピート化を図る