第１問
生産管理を生産計画と生産統制に分けてそのまんま書いただけ。
この問題が一番難しいように思えた。
１回目：７０点
２回目：７４点
第１問 CNC木工加工機の生産販売を進めるために検討すべき生産管理上の課題とその対応策を述べよ。
課題は、
①機械加工班と製缶板金班の連携強化、
②組立工程に対応した生産体制の構築である。
対応策は、
①定例会議等の実施で作業者間の連携を促進すること、
②全社的な生産計画を立案し、生産統制を実施すること、
③CNC制御装置の外注管理を徹底すること、
④検査工程の専任担当を配置することである。
第２問 現在の清算業務を整備して生産能力を向上させ、それによって生じる余力をCNC木工加工機の生産に充てたいと考えている。実現のための課題とその対応策について述べよ。
課題は、
①技術情報の共有による専任担当制の是正、
②繰り返し受注生産や顧客対応の効率化等である。
対応策は、
①技術情報の標準化、マニュアル化や、OJTによる多能工化、
②CADによる加工情報のDB化や、顧客対応窓口設置による顧客対応一元化等である。
第３問 CNC木工加工機の受注拡大を考えている。展示会での成功を参考に、潜在顧客を獲得するためのHPの活用方法、潜在顧客を受注に結びつけるための社内対策を述べよ。
ホームページの活用方法は、
①CNC木工加工機の実演動画の掲載、
②展示会で受けた質問事項のQA集の掲載、
③問い合わせページの開設、により加工精度・操作性・メンテナンスの容易生を訴求する。
社内対策は、
①ホームーページからの問い合わせに対応する窓口の設置、
②社内教育による顧客対応力の強化、により営業体制を強化して受注に繋げる
第４問 今後大きな設備投資や人員増をせずに、高付加価値なCNC木工加工機事業を進めたいと思っている。これを実現するためには、製品やサービスについてどのような方策が考えられるか述べよ。
方策は、製品面で
①顧客の改良ニーズを収集し、汎用性と操作性の高い新製品開発や製品改良を行う事、
②IT技能を活用し生産性向上を図る事、である。
サービス面で
①メンテナンス等のアフターサービスを設ける事、
②プログラム作成サービスを実施する事である。
以上により事業の高付加価値化を図る。
