二次令和3年事例Ⅰ(一回目)47点

上流へシフトのためにファブレス
新規事業拡大に向けてデザイン部門を時期経営者に託す
事業拡大の利点は、売上拡大、安定経営で
欠点は、リソース再配置による社員の離反、顧客との関係性維持難
外部委託は、委託先の管理が大事でお互いに良好な関係を築くこと
長期的には、ドメイン整合性と社内組織連携強化と新規事業案件の獲得。
といった流れで解答したが、各項目、解答が薄い。
与件文からの抽出漏れがあるのか?
47点


第1問 なぜファブレス化を行ったか?
理由は、技術革新により、新規参入増加低価格競争激化する中で、
高精度な印刷を必要とする美術印刷分野に経営資源を集中するとともに、
顧客の細かいニーズに対応できるよう協力企業とのネットワーク構築し差別化するため

第2問 2代目は、なぜ経験の無い3代目にデザイン部門の統括を任せたか?
前職での共同プロジェクト経験によるデザイナーの採用やウェブ制作等で組織を活性化し、
デザイン部門を強化し、外部連携による事業拡大を考えたため。
次期社長としてのマネジメント経験の蓄積による育成のため。

第3問 印刷業から広告制作業へと事業ドメインを拡大させたことがもたらした、利点と欠点を述べよ。
利点は、
既存事業とのシナジー効果が発揮され
②既存事業への依存度が低下、
リスク分散になったこと
欠点は、
経営資源が分散し、
営業力を強化できず
厳しい競争環境の中、新しい受注獲得ができなかったこと

第4問 2代目が構築してきた外部企業との関係をいかに発展させていくことが求められるか助言せよ。
デザイン部門と印刷部門の定例会議を開催してサプライチェーンの情報を共有し、
新規市場開拓のために最適な外部企業を選択し、
他社と差別化を図る。
以上を助言して、連携を促進しデザイン部門の売上伸長を図る。

第5問 印刷事業を含めた全社の経営を引き継ぎ、事業継続させていく上での長期的な課題とその解決策を述べよ。
課題は、
営業力の強化
②広告・デザイン・印刷事業のシナジー発揮による新規顧客獲得
対応策は、
①営業経験のある人材の採用
②配置転換と研修の充実
③長期的な取り組みや連携の推奨
以上で組織活性化士気を向上