二次令和3年事例Ⅲ(一回目)43点

時間が足りない。
バッグメーカーの委託製造と自社ブランドの製造がごちゃまぜに書いてあるので、
第2問と第3問のどちらに書けばよいのか、整理に時間を要した。
第4問が最後まで書けずにタイムアップ。
40分で与件分は読み終えたものの、なさけない。
43点


第1問 C社の強みと弱みを述べよ
企画からの一貫受託生産体制、熟練職人の加工技術力、高級な自社ブランド製品の商品力
新製品の企画・開発経験不足、若手の技術習熟不足、受託品が低価格で競争力に乏しい

第2問 バッグメーカーからの受託生産品の製造工程について、効率化を進める上で必要な課題と対策を助言せよ
a) 生産計画の精度向上とロットサイズの適正化
b) ①生産計画の短サイクル化、②生産管理の強化で精度向上し、③受注量に合わせたロットサイズへの見直し、④資材発注精度の向上で欠品を防止
以上で、生産工程の効率化を図る

a) 縫製工程の負荷平準化熟練職人の技術継承
b) 生産管理を強化し、①縫製工程の作業を標準化OJT等で若手を育成。②検品工程における出来栄えのばらつきを防止し、作業負荷軽減を実現する。
以上で、納期短縮し効率化

第3問 自社ブランド製品の開発強化を検討している。実現するための製品企画面と生産面の課題を述べよ。
企画面では、
①研修や経験者採用によって企画力を強化する。
②直営店や自社サイト顧客ニーズを収集しデザインに生かす。
生産面では、
①縫製・修理工程を担当できる若手職人を育成して、熟練職人の負担を減らす
需要予測精度を高めて欠品・過剰在庫を防ぐ

第4問 直営店展開する上で、自社ブランド製品を熟練職人の手作りで高級感を出すか、若手職人も含めた分業化と標準化を進めてアイテムすを増やすか悩んでいる。
経営資源を有効活用し、最大の効果を得るにはどちらがよいか助言せよ。
熟練職人による手作りの高級感の自社ブランドを選択する。
C社の経営資源である加工技術をマニュアル化し、これを教育に使用することで、若手職人への熟練職人の持つ生産技術の継承を図る。
結果、C社の若手職人の生産技術を向上させ、生産数を増加させ、直営店の販売に貢献、収益性を改善させる。