二次平成26年事例Ⅲ(一回目)65点

3-2と4の解答文字数が多いわ。解答書きはじめが40分経過後で、時間がぎりぎり。
解答が薄い。
特に2問目の加工不良率の改善は、定期メンテしか思いつかない。
生産計画ってなんだっけ?やばい。
現品管理と余力管理とあと何だっけ?
基本的なことが思いつかない。
65点


第1問 C社の強みと弱みは?
強みは、超精密加工、超小型加工技術への特化および一貫資産体制である。
弱みは、X社への依存度の強さと営業力の弱さである。

第2問 切削工程の加工不良率の増加について、その改善策を述べよ。
対応策は、自動旋盤のメンテナンス方法の変更である。
オペレーターが各自の経験で行うメンテナンスを標準化・マニュアル化し、故障対応を予防保全に改めることで、
自動旋盤の精度を維持・向上させ、歩留り向上を図る。

第3問
(1) X社の唯一の国内調達先となり、部品在庫管理および受注・発送業務の移管が行われると、どのようなメリットがあるか?
メリットは、
①集約化による受注増で売上向上
受注情報が予想数量から確定数量となり生産性が効率化し、原材料在庫の削減に繋がる
③業務移管により業務委託人業務ノウハウを獲得し、顧客との接点ができる。

(2) 業務移管に対応するためには、C社の生産計画や資材調達計画を今後どのように改革していく必要があるか?
生産計画は、X社からの短納期・小ロットの要求に対応するために、生産計画の週次化・精度向上を行う。
そのために、
①各工程担当者の判断で決めている加工順をあらかじめ決定
生産計画の専任部門の設置を行う
資材調達計画では、在庫を減少させ、原材料費の削減を行う。
そのために、
毎月月末に行われている資材の発注サイクルを短縮する

第4問 X社との取引を高める一方で、X社以外の販路開拓を行う方針である。この方針を実現するためにどのような提案を行うか、C社の経営資源に注目して述べよ。
提案は、営業体制の強化により新規顧客を開拓しX社依存からの脱却を図る。具体的には、
世界市場で著名な精密機器の部品に注目し、外市場を開拓すること、
②超精密加工・超小型加工技術や一貫生産体制、業務移管で得られる在庫管理業務や受注・発送業務のノウハウを生かし、X社と取引の無い精密機器メーカーと直接取り引きを行うことである。