二次平成28年事例Ⅲ(二回目)71点

160文字が2問もあり、文章の手直しをしていると時間がなくなった。
第1問
弱みに「組織的な生産管理が行われていない」が文字制限で入れれなかった
→入れるべきだった。
第2問
生産管理を生産計画と生産統制に分けて記載する計画だったが、生産統制が取ってつけたように文章になってしまった。
→生産統制(余力管理、進捗管理、現品管理)は収益改善に結びけにくいので書かなくてもOK
生産統制で歩留まり高まるのか?
→加工方法の標準化で歩留まりを改善する
第4問
販売先の通年取引の要望に答えるという解答が漏れてしまっている。
→大きな減点ポイントになる必須記載項目だった
1回目:64点
2回目:71点


第1問 C社の(a)強み、(b)弱みを述べよ
(a) X農業邦人の子会社のため、規格外野菜を活用でき、新規取引要望があること
(b) 生産管理体制の不備により収益性が低いこと、通年取引の要望に応えられないこと

第2問 C社の最大の経営課題である収益改善について、生産管理面での対応策を述べよ。
対応策は、
生産計画の統一と管理項目の見直しにより費用を削減し収益性を高めることである。
具体的には、
①一括調達により仕入れ単価を引き下げ原価削減
②加工方法を標準化し歩留まりを改善
③全グループを俯瞰した生産計画により作業員を流動化し効率的に配置することで労務費削減、
④配送の一括管理により荷造り運賃の削減
を図る。

第3問 クレーム改善活動を最も効果的に実施するために着目するクレーム内容と解決のための具体的対応策を述べよ。
クレーム全体の過半数を占めるカット形状の不均一に着目する。対応策は、
原材料の規格化とともに作業を標準化し、
②作業員への教育・研修を実施すること
作業員を移動させることによりチーム間の平準化を図る
④設備のメンテナンスルールを策定すること。

第4問 顧客からの新たな取引要望、C社の生産管理レベルや経営資源などを勘案して、どのような新事業を提案するか、その理由とその事業を成功に導く社内対応策とともに述べよ。
一般消費者向けカット野菜パック事業を提案する。
理由は、
①現在の製造工程を活用できる、
需要が増加している、
X農業法人からの新鮮な野菜を活用できる
ことである。
社内対応策は、
①衛生管理のルールを策定し作業員の教育を行う
鮮度維持のため仕掛品の削減温度管理を実施する、
通年取引対応のために仕入れを強化する
ことである。