二次令和3年事例Ⅰ(二回目)53点

全般的に与件分からピックアップできず、むずい。
第1問
「通信技術の進化や印刷のデジタル化」の指摘は不要だったかな。
→「通信技術の進化のよって印刷のデジタル化が加速」と与件分にあるので赤字部分のみでよい。
 あと、外部環境の変化でピックアップすべきは、「参入障壁の低下
それより、外部とサプライチェーン構築したことを記載した方がよかったか。
→あと、戦略でピックアップすべきは、「美術分野への経営資源の集中
第2問
与件分からピックアップできる部分が少ない。
人脈でデザイナー採用と後継者育成くらいしか思いつかなかった。
→その2つでよい。効果面「新規事業拡大」も書けるとさらによい。
第3問
これまた与件部からピックアップが全くできない。
与件分無関係で知識で記載。
ドメイン拡大のメリット
 (内部)経営リスクの分散
 (内部)既存事業とのシナジー効果
 (内部)競合との差別化
 (外部)新規顧客獲得
 (外部)既存事業の依存度低下
ドメイン拡大のデメリット
 (内部)経営資源の分散
 (内部)営業力不足
 (内部)既存の経営資源を活用できない
 (外部)厳しい競争環境
 (外部)新市場で需要を獲得できない

第4問
ここも与件分からピックアップできず、助言だが、ダナドコで記載ができない。
戦略的連携(アライアンス)を組み、定期的な情報交換で関係性強化する。効果は、顧客ニーズを把握し新規顧客開拓、売りげ向上を図る。
第5問
課題は、新規開拓と売上げアップであってる?
→OK
解決策は、サービス開発と営業強化、ただ、事例1らしい解答になってないな。
→致命的。採用、育成、営業力強化で解答するべきだった。
1回目:47点
2回目:53点


第1問 なぜ、ファブレス化を行ったのか?
理由は、
①印刷分野の技術革新で参入障壁が下がり価格競争が激化したため、
②社外の協力企業と分業体制を構築し、経営資源を美術分野に集中させて細かな顧客ニーズに対応することで、
他社との差別化を図ったため。

第2問 なぜ経験のない3代目にデザイン部門の統括を任せたのか?
理由は、
①3代目の前職の人脈を生かし、デザイナーを採用できたから
②部門統括を任せマネジメント経験を持たせることで、迅速な意思決定を可能にし、経営者として育成したから
新たな組織文化の醸成を目指したから。

第3問 印刷業から広告制作業へドメインを拡大させた利点と欠点は?
利点は、
既存事業とのシナジー効果が発揮され、
既存事業への依存度が低下
リスク分散になったこと。
欠点は、
経営資源が分散し、
営業力を強化できず
③厳しい競争環境の中、新しい受注獲得ができなかったこと。

第4問 プロジェクトごとに社内と社外の協力会社を連携させてきたが、今後さらに外部企業との関係をいかに発展させていくことが求められるか、助言せよ。
専門性の高い協力企業との間で定期的な情報共有を行い、プロジェクトごとに留まらない戦略的提携を結び、関係性を強化する。
提携により顧客ニーズの変化に対応し、差別化することで新規顧客を開拓売上向上を図る。

第5問 新規事業であるデザイン部門を担う3代目が、全社の経営を引き継ぎ、事業を継続させていく上での長期的課題と解決策を述べよ。
長期的な課題は、
①営業力強化による新規需要の開拓、
協力企業との関係性強化
解決策は、
①営業人材の新規採用
②営業研修による営業人材の育成
③広告部門と印刷部門間のシナジー発揮で、デザイン力を高める