二次平成29年事例Ⅰ(二回目)59点

書けていると思うが、感覚的には見落としている点がありそう。
特に、
第3問 菓子工業組合との連携って書いてもたけど、違うかな。
 →合ってます。
第5問 事業部制組織?ちょっと違和感あるけど。人で作業って標準化必要?事例3みたいだけど。
 →「第三の創業期」=世代交代=社員の育成・確保、幹部育成、後継者育成
 →ビジョン達成=商品開発力の強化=正社員の確保、専門部署の配置、正社員・非正規社員の能力開発

1回目:58点
2回目:59点


第1問 一度市場から消えた主力商品を再び人気商品にさせた最大の要因は?
最大の要因は、地元で認知度が高かった主力商品の商標権を取得し、その商品名を冠にして新会社を設立し、主要取引の支援の下、主力商品に絞り、かつての商品に劣らない品質や食感を確保できたことである。

第2問 同業他社と比して少人数の正規社員での運営を可能としているA社の経営体制の特徴は?
特徴は、
①補助業務に非正規社員を活用し、正規社員はコア業務に注力している、
②商品数を絞り、自社店舗を持たず製造設備を機械化している、
③機能別組織で業務を専門化している、
ことにより業務効率が高い点である。

第3問 工業団地に移転し操業したことによって、どのような戦略的メリットを生み出したと考えられるか?
メリットは、
①HACCPに準拠し昔ながらの商品の品質・食感を確保した
②経済支援を獲得でき地元企業とも共同輸送を行えた
製造工程を自動化し効率化を図り、
量産体制の構築で全国展開が可能となったこと。

第4問 全国市場に拡大することでビジョンのの達成を模索しているが、それを進めていく上で障害となるリスクの可能性について助言せよ。
リスクは、
商品開発首都圏への進出人材の採用・育成の進まないことにより失敗する
②増産と首都圏での直販開始により過剰投資に陥る
③主力製品の全国的知名度がないため売上が伸び悩むことである。

第5問 「第三の創業期」ともいうべき段階を目前にして、A社の存続にとって懸念すべき組織的課題をどのように分析するか?
組織的課題は、
ビジョン達成のため商品開発力や営業力の強化
創業メンバー退職に伴う次世代への引き継ぎである。
具体的には、
商品開発部署を設置し、社員の育成や採用を図ること
現社長の後継者となる人材確保やトップを支える経営幹部の育成社員へのノウハウ継承であり、組織的一体感の維持についても留意する。