二次令和元年事例Ⅰ(二回目)42点

与件文長いよ。5問なので早く回答を書き始めないと。
規制に守られた業界だったことと、補助金をもらってたぬるい環境を第1問と第2問のどちらに書けばよいか迷った。
1回目:43点
2回目:42点


第1問 苦境を高いするために、自社製品のメンテナンスの事業化に取り組んできたが、ビジネスとして成功しなかった最大の理由は何か?
受動喫煙問題などにより市場が縮小する中、コア技術を活かせないメンテナンス事業において、過度の個別対応により部品在庫を増加させてしまったことで、結果的に、売上減少費用増大を招いてしまったから。

第2問 高コスト体質の要因は、古い営業体質にあった。その背景にある企業風土はどのようなものであるか?
参入障壁が高く補助金に守られたたばこ業界を顧客とし売上は順調だったため切迫感がなくコスト削減意識が低い。また、古参社員の影響力が強く硬直化した変革しにくい企業風土であり全社的計数管理が行われなかった

第3問 新規事業のアイデアを収集する目的でHPを立ち上げ、試験乾燥サービスを展開し市場開拓に成功した。自社製品やサービスの宣伝効果などHPに期待する目的・機能とは異なる点に焦点を当てたと考えられる。その成功の背景にどのような要因があったか。
要因は、多様な潜在市場の見えない顧客に用途を問い、
ターゲットを絞り込み営業部隊の活躍に繋がったこと、
様々な市場と結びつき、販売チャネルを構築したこと、
③ニーズを収集し、製品開発に活用したこと。

第4問 新経営陣が事業領域を明確にした結果、古い営業体質を引きずっていた営業社員が、新規事業の拡大に積極的に取り組むようになった。その要因は?
要因は、
①コア技術の明確化および事業領域の共有により、一体感が醸成されたこと
②古参社員の人員削減により、危機感が醸成され、組織が活性化したこと
③成果型賞与の導入により、従業員の士気が向上したこと。

第5問 組織再編を経営コンサルタントの助言を熟考した上で見送ることにした。その最大の理由は?
最大の理由は、経営改革を更に進めてコア技術戦略を強化していくために、同族経営のメリットである意思決定の迅速さを活かし、社長が大所高所から全ての部門に目配りをする機能別組織が適していたからである。