二次平成30年事例Ⅰ(二回目)74点

1⃣小さな市場ターゲットの競争戦略は、差別化戦略でいいのよね。
経営資源の集中と他社との競合回避
2⃣BtCやらないのは、最終消費者にリーチできていないから。
2⃣事業特性は継続的収入が得られる事業へ転換。
3⃣組織改変の目的は、意思決定の迅速化と混成チームのシナジーで組織活性化。
シナジー効果とノウハウ共有で製品開発強化
→役員の配置で意思決定の人族かと権限の明確化
4⃣適材適所配置と目標管理制度、大学連携、公平公正な報酬制度。で士気向上。
→研究開発の権限委譲、長期的視野の評価制度の策定、社内提案制度の導入
思いつくのはこの程度でした。
1回目:60点
2回目:74点


第1問 研究開発型であるA社が、相対的に規模の小さな市場をターゲットとしている理由を、競争戦略の視点から答えよ。
理由は、
①ニッチ市場に経営資源を集中し、センサー技術を強みとした差別化集中戦略をとることで、他社との競合を回避し競争優位を築くため、
②主力取引先への依存を避け、環境変化のリスクを分散するためである。

第2問
(1) A社が最終消費者に向けた製品開発にあまり力点を置いて来なかった理由をA社の人員構成から考えて答えよ。
理由は、
①A者が人員の大半が技術者の研究開発型企業であり、BtoB製品にて強みが発揮できるため、
②生産や販売を他社に委託し営業人員も少なく、最終消費者のニーズ把握が困難であるため。

(2) A社は経営危機に直面した時に、それまでとは異なる考え方に立って、複写機関連製品事業に着手した。それ以前に同社が開発してきた製品の事業特性とどのような違いがあるか答えよ。
電子機器事業は顧客の声を繁栄した受け身の製品開発で、売り切り型であるため製品を販売した時点で取引が完了した。
一方、複写機関連製品事業は製品が消耗品であるため継続的に販売可能であり、安定した収入源となった。

第3問 A社の組織改編にはどのような目的があったか。
目的は、
①専門技術者の混成チームによりシナジー効果、知識、ノウハウの共有で製品開発領域拡大
②役員による部門長兼任で、意思決定の迅速かと権限の明確化を図り、製品開発に専念できるサポート体制の確立である。

第4問 社員のチャレンジ精神や独創性を維持していくために、金銭的・物理的インセンティブ提供以外に、どのようなことに取り組むべきか助言せよ。
取り組みは、
研究開発の権限委譲
②研修制度の充実、
③研究開発力の強化、
長期的視野の評価制度策定
社内提案制度の創設、
⑥社外との共同PJの推進、
以上により社員のモラールを向上させ組織活性化を図る。