二次平成27年事例Ⅲ(一回目)65点

設問数が多いにもかかわらず、解答書き始めるのが43分経過後になってしまい
第3問の解答が途中で時間オーバー
やはり、40分経過後には書き始めなければならない。
納期を短縮するためにIT化する情報は何か?が思いつかない。
65点


第1問
(1)C社の強みを2つあげよ
鋳造工程の生産能力増強や機械加工工程・塗装工程の新設による一貫生産体制
鋳造技術に精通し、技術的打ち合わせ可能なエンジニアの営業部員による新規市場開拓力
(2)自動車部品の受注獲得のメリットは?
メリットは、
①新規取引に伴う売上増加でマンホール事業への依存度低下や経営リスク分散
受注の季節変動の解消で設備稼働率の平準化
③鋳造技術の向上で既存事業とのシナジー効果の発揮
が図れる点である。
(3)自動車業界で要求される短納期対応のために、どのような改善策が必要か?
改善策は、
①製造工程のみではなく、全工程を含めた生産計画にし、
段取り回数重視の加工順決定を、納期重視に変更し、
③仕掛品の削減と散在する仕掛品置き場のレイアウト変更を行うことで
リードタイムを短縮する。

第2問 C社の設備投資は、鋳造工程が優先されてきた。これによって生産工程に生じる問題点とその改善策をのべよ
問題点は、
①鋳造工程後の仕掛品滞留で納期遅延が生じ
②機械加工工程がネック工程となり残業が生じていること
改善策は、
①工場全体で生産統制を行い
②標準化による段取り作業短縮で作業効率の向上を図ること

第3問 納期遅延の解消を目的に生産管理のIT化を計画している。どうのように同期管理をし、その最、どのような情報を活用していくべきか述べよ。
①営業部が持つ受注情報
②設計部が持つ仕様情報
③製造部が持つ生産統制・生産計画情報
一元管理・随時更新を行い活用することで、
納期を基準に全工程を通した生産計画を作成し、
計画に沿った進捗・余力管理等の生産統制によって納期管理を行う

第4問 海外製品との競争が厳しい時代の中で、今後も国内生産を維持するために、C社が強化すべき点は何か?
強化すべき点は、
顧客からの軽量化・複雑化形状要求に対応し、海外製品と差別化するための鋳造技術力
さらなる市場開拓のための営業力、
③高齢化した人材の技術を継承する若手人材を確保するための作業環境改善
④短納期対応やコスト削減のための一貫生産体制、
である