アジアカップ優勝

今回のアジアカップは面白かった。ザックジャパンは、久しぶりに熱くさせてくれた。準決勝の韓国戦も、先制しながら追いつかれ、最後はPKでからくも勝利というドキドキハラハラの熱い試合だったが、今日行われた決勝も、延長戦まで決着がつかないという試合だった。点数が入らないのは、おかちゃん時代から変わっていないのだが、中身が違うからなのか、見ていて面白いのだ。基本的におかちゃんのときよりチームワークが全然よくなっていおり完成度のレベルも高い。本田、香川という中盤でボールを持てるメンバーがいるというのは、中田英寿がいたときに似ている。そのため、チャンスもいくつか作れる。また、サイドからの攻撃もキレイに決まるときも多い。今の日本代表は、歴代の日本代表の中でも一番レベルが高いように思う。だから、見ていて面白い。強豪との戦いでは、チャンスよりもピンチの場面が多いように思えるが、それでも見ていて熱くなる。そういう大会だった。そして結果は、2大会ぶり4回目のアジアチャンピョンに輝いた。延長後半に左サイドをえぐった長友からのセンタリングにどフリー李のボレーが見事に決まった。李は好きではなかったが、このボレーだけは、01−02チャンピオンズリーグ決勝のジダンのボレーにも劣らないすばらしいものだった。(ちょっと言いすぎか)。それでも、見事なものだったので深夜にもかかわらず、セルジオ越後と一緒に雄たけびをあげてしまった。今大会ではザック采配もマグレかどうかわからないが、見事に当たりまくった。控えの選手がラッキーBOYになりまくり。ザック株がうなぎのぼり状態だった。ここまで上がれば、今後が心配になるが、今はこの結果を素直に喜ぼう!日本代表おめでとう!そして、久しぶりに熱くさせてくれてありがとう。