ドイツW杯予選リーグ第一戦 北朝鮮戦

埼玉で19:30キックオフ。五時半ダッシュで帰宅し、いざTVの前に。試合開始早々の4分サントスがもらった35mのFKを小笠原が!!お見事。先制点。序盤は日本のプレスが激しく、北朝鮮のミスが目立つ。いい感じだ。2点目もとれそうな予感。。。がしかし、優勢な時間帯もそう長くは続かなかった。作戦だったのか、プレスも最初だけで、マークも甘くなってくると、北朝鮮も自由にボールを回せるようになり、だんだんと劣勢ムード。前半は1−0で折り返す。後半に入ると、一気に劣勢になりはじめる。なぜだ?そう、北朝鮮のプレスが激しくなり始めると、逆に日本のミスが目立ち始める。やりかえされとるやん!全くボールを支配できていない。ちょっとプレッシャーをかけられると、パスミスやとられるシーンが何度か出始める。うーん。点を入れられそうな雰囲気が漂ってきた。そのとき61分、見事な左からのミドルが川口の逆をつき、二アサイドに突き刺さった。いいシュートだ。まったく北朝鮮代表のシュート力は日本を凌駕している。日本にミドルが打てるやつはいない。劣勢ムードの中、ジーコが動いた。鈴木と高原を交代させ、さらに、田中と俊介をづづけて交代させる。この采配のおかげか、ムードが徐々に日本に傾いてきた。北朝鮮の疲れている。何度かシュートシーンはあるものの、高原は決められない。そして残り13分で玉田に変え大黒投入。そして、ロスタイム。右から小笠原の掘り込みに、お粗末キーパーがナイスなパンチングで福西へ。そしてゴール前の大黒がごっつあんの振り向き様のミスキックで勝ち越し!!何はともあれ、かっこ悪くても勝ち越しだ!!そのまま、TimeUP!日本は初戦ホームで勝ち点3をGET!!やりましたー!!にしても、疲れる試合だった。戦力的に見ても日本が有利だなんて、全く感じなかった。シュート力は北朝鮮の方が上だ。精度も上だろう。パスミス北朝鮮の方が多かった。どちらもお粗末だったのは、連携ミスや、キープができずに、すぐにボールをとられる事だ。ヨーロッパや南米のサッカーを見る限り、そんなシーンは今日の試合ほど多くは無い。まあ、W杯予選でどちらもいっぱいいっぱいのプレーなのだろうが、ぎりぎりの所で、落ち着きやテクニックの差がもろに出るのだろう。残念ながら、アジアのLvはとても低いといわざるを得ない。ただし、Lvが低い=弱いという意味ではない。Lvが低くても試合に勝つこともあるからだ。TVで見ていると全体が見えるので、日本代表の試合と列強国の代表の試合を見て、決定的に違うのが、スマートでは無いところだ。まずは、ボールのとられ方が違う。コートを広く使えない。ボールを出した後の動きのスムーズさといった点が、上げられるだろうか。体格の違いや身体能力もあるのだろうが、日本の試合は、気合と根性で作り上げられているような気になるのだ。美しい動きとでも言えばいいのだろうか。しいて言えば、小笠原くらいだな。以下、私の辛口独断評価。
川口:6.0(ダイビングヘッド止めたのさすが)
田中:5.5(いいプレーもあったが、何度かミス)
中澤:7.0(よかったな、ボディーにパンチしてたけど)
宮本:6.0(2度程上がってたような。いらんかな)
加持:5.0(不満やね。何がしたいのだろうか?意思が伝わってこないよ)
サントス:6.0(ちょん出しフェイントは通用せん。しかし攻撃意識いいね)
福西:5.0(おったっけ?)
遠藤:4.5(ミス多かったなあ。とられすぎよ。どうした!?)
小笠原:6.5(もう少し敵を引っ張れたらね。センスあるのに。先取点サンきゅ)
鈴木:5.0(ほんま、ポストマンやな。ストライカーなのか?)
玉田:5.0(気持ちはわかるが、ミス多いよ。フィジカルもっとあればねえ)
俊介:5.5(ためてくれるのいいね。が活躍シーンなし)
高原:5.5(動きゴンやんか。焦ってるように見える。ゴンは決めるけどね)
大黒:-(判定不能。ごっつぁんやし。でも、でかいよ勝ち点3!)

アウェーに期待。負けそうやけど。パンチングキーパー(へぼさ確実)なんだから、もっとミドル打っても面白いと思うんぞ。韓国はきっちり2−0で勝ってますなあ。バーレーン対イランは0−0。ウズベキ対サウジ1−1。
がんばれー!!日本!!