MI2&アメリカンビューティー

今日でGWも半ばだ。9連休だ。今日は、何も予定がなかったので、家でビデオを見ていた。まずは一本目「MI2」。これは、言わずと知れたトムクルーズ版の007だ。中川家で言うところの「マンガみたい」な映画だ。おいおい!と言いたくなることろが満載で、トムクルーズのプロモーションビデオを見ているようだった。展開も予想通りで、単なるアクションを楽しむための映画だった。休日に何気なく見る映画としては、面白みには欠けるが、可もなく不可もなくってところか。もう一本は「アメリカンビューティ」。ケビンスペイシーの作品だ。今まで知的な役柄が多かっただけに、今回のダメ男役は新鮮で、楽しめた。ストーリーは、中流家庭が持つ家族の葛藤を親、子、夫婦それぞれの視点で描かれている。それぞれが家庭、仕事といった生活に不満や無力感をもちながら、生きていく姿がコミカルに表現されている。実際のところ、私にはまだ、理解できない映画だった。もう少し、年を重ねてから見ると面白いのだろうが、まだ、がまんを開放するだけのものを背負っていない、今の段階では、面白くない映画だった。理解できない現状に少しほっとする映画であったことは確かだ。