私立という選択


まだ先の話だが、近くの私立小学校の話を聞いてみた。
親なら子供にできる限りの教育を受けさせてやりたい。皆、そう思うだろう。時代は変わっていく、この先、どんな世の中になるのかなんてわからない。そんな未来に向かって、わが子は生きていかなくてはならない。どんな人生を歩んでいくのだろうか?幸せになるためには何が必要なのか?
答えなんてないけれど、画一的な教育でよいのか?という疑問があった。
今住んでいる地域は、新興住宅地で新しく小学校が出来た。少子化の時代には珍しく、ののが小学校に入るころには、7クラスくらいになるという噂だ。普通に公立の学校に進学すれば、家から一番近いその小学校で学ぶことになる。そんな多い子供たちの中で勉強するという選択肢も当然あるのだが、私立で学ぶという選択肢はどうだろう?
そんな疑問から、話を聞いてみたくなった。当然、今の公立学校が全て画一的ではないのだろうが、それでも、一人当たりの教師の人数や教育プログラムの多様化は私立に分があるのではないだろうか。
まず、一つ目の学校。体育選任という女性の先生が話をしてくれた。授業時間も効率より多い、1,2学期で学習を終え3学期は復習に費やす。6年生になると志望校への試験勉強になる。イベントも多め、音楽、体育、図工は専任教師。1学年1クラス、30名程度。6年間ずっと同じクラス。お勉強系の感じ。今の幼稚園の続編といった感じ。費用は高め。
二つ目の学校はキリスト系。人の好さそうな先生二人。学校の校風なのか、和やかさが伝わってくる。1学年30人未満。ゆる系の感じ。費用は抑え目。授業時間も効率と同じくらいとのこと。
やはり、公立との違いは、1学年が1クラスという少人数制というところだろう。私は公立でしか学んだことがないので、クラス替えがないことに違和感があるが、田舎の学校だとそうなるんだなあと。
どんな教育方針がよいのか?自分なりに考えてみた。今思いつくのは二つ。
・個性をみつけ伸ばしてくれる教育
・多様性を認める寛容さを養う教育
これからの時代は、この二つが重要になってくるのではないか?やはり、画一的な教育では、いい人は育つかもしれないが、生きていく力が具わらないのでは?そんな気がする。今日一日考えて、今の結論はそんなところだ。
まだ、岐路は1年先。それまでに、どの道を選択するか?ゆっくり考えてみよう。