日本代表初観戦対ホンジュラス

今日は、神戸ウィングスタジアムで行われた日本代表対ホンジュラス代表戦を観戦した。W杯の下見を兼ねてのつもりだったが、やはり日本代表戦は見ていても一番力が入る。ウィングスタジアムまでは、三ノ宮駅から海岸線に乗り換えて御崎公園駅で下車(230円)。このルートで行くと歩いて10分くらいでスタジアムだ。スタジアムにはキックオフ1時間半前に到着した。途中でペットボトルのコーヒーを買って行ったのだが、なんと、ペット持込禁止らしく、スタジアムに入る前に紙コップに移し替えなくてはならないのだ。あと、金属探知機のチェックもあった。席につく前に焼きそば(500円)とビールを買った。いざ、席に着いてみると、バックスタンドの50列目という真中よりも上の席だったのに、随分と近くに感じた。長居のようにトラックが無いので、予想以上に満足だ。ただ、背番号を見なくては誰かを識別するのには苦労するくらいの位置だ。茶髪の稲本、鈴木、波戸が同じに見えるのだ。練習が始まって、スタメンが、先の3人の他は、西澤、森島、俊輔、福西、松田、中田浩、宮本、楢崎。日本代表が入ってくるなり、すごい応援!!「日本!!ドンドンドン!!×∞」の大合唱。ゴール裏の席は特に大盛り上がりだ。試合前には、佐藤竹善の国歌斉唱、そして黙祷。いよいよ、キックオフ!!始まってそうそうに俊輔が見せ場をつくり、大歓声。しかし、始まって直ぐに、相手のレベルを思い知ることとなった。ホンジュラス!!速い!!上手い!!・・・やばい!!予感どおり、先取点は、見事なヘディングを叩き込まれる結果となった。場内、悲鳴!!しかし、直ぐに、俊輔のフリーキック。これは少し角度のある位置からだったので、入るとは思わなかっただけに、ウォ〜!!しびれた!!場内、轟音の大歓声!!すると、息のつくひまも無く、ファールアピールしている宮本をよそに、右からフリーのFWにセンタリング、これまた、強烈なヘッド。ヘディングの見本を2回も見せられることになるとは。その後、俊輔のコーナー直接ゴール。そのあと、これまた見事なトラップからのゴールをくらい。前半は2-3の1点ビハインドで折り返すことになったのだ。後半は、森島と波戸がさがり、サントスと市川が入った。サントスが左で俊輔がトップ下での布陣だ。その後、稲本→明神、俊輔→小笠原、鈴木→久保という交代で、後半は、よくわからないPKで1点を返して、3-3の引き分けで試合終了となったのだ。全般的に見ると、個人能力では、ホンジュラス代表が随分と各上だった。レベルが違うといって良いほど、日本代表がのろく見えたし、弱そうに見えた。ドローという結果は、あまりにもラッキーすぎると言わざるを得ないのが、正直な感想だ。俊輔の1点目も、代表クラスのキーパーであれば、あれほど簡単にはいくとは思えないし、審判もかなり日本贔屓であったように思う。3点目のPKなんて、まず、ありえない。それに加えて、3失点は、どれも、見事に決められているのだ。それも、日本自慢のフラット3を崩されている。やはり、スピードのあるチームには脆いように思えた。いささか、不安を覚える結果だった。もちろん、ホンジュラスのような南米スタイルばかりが強豪ではないけれども、親善試合でこれほど綺麗に崩されると、各国本気のW杯では...。しかし、日本は開催国!!絶対に頑張ってくれるはずである。応援しよう。スピードやテクは今更しょうがない。ラモスでは無いが、気合だ。ホント今日は沢山点が入った面白い試合を見ることができた。ファンタジスタという意味がよく分かった試合だった。ファンタジスタとは、その人がボールを持った時に、見ている人を興奮させる人なのだ。何かがおきる!!という興奮だ。それが、今日の試合では、俊輔だったのだ。やはり、みんな知っているのだ。何より、俊輔への応援が一番大きかったのだから。