ロード・オブ・ザ・リング

今日は、ロード・オブ・ザ・リングを見た。文庫本で既に旅の仲間は読み終わっていたので、今回の映画の部分は見ても差し支えないであろうと思っていた。3部作ということだったので、今年公開のこの1作目の予想としては、モリアでガンダルフが落っこちるところまでかなあと思っていたのだが、随分と進んだものだ。忠実に旅の仲間の終わりまで進んだのだろう。確かではないが。それにしても、本で読むと、旅にでるまでにかなり退屈な部分があり、年月もかなり費やすのだが、映画はあっという間だ。ビルボの失踪からフロドの旅たちまで30年以上の歳月がすぎているのだが、映画ではものの数分なのだから。それにしても、映像とはすごいものだ。本を読んでいても、想像に苦しむ部分が多くあったのだが。。。映像を見て、そういうことだったのか!と、映画に教えられることがあったからだ。想像力が乏しいせいかもしれないけれど...。特に、指輪をはめる時に起こる映像が、本では、ほんとうによくわからなかった。映画が作者の思い通りの映像を作りだしているのかどうかは、知るところではないけれど、はっきりいって映画の方がわかりやすかった。それゆえに、この映画を見たあとに、2作目を待ちきれず、本を買ってしまった人にとっては、本は面白くないかもしれない。少なくとも、最初から読むことはできないのではないだろうか。私が薦めるとするならば、これまた忠実に、二つの塔から購入するのが賢い選択であろう。