冷静と情熱のあいだ

今日ではないのだが、2,3日前に「冷静と情熱のあいだ」の両バージョンを読み終わった。はじめに、BLUEを読み、そのあと、ROSSOという順番で読んだのだ。感想はというと、どちらも面白くないぞ。もともと、恋愛小説なるものを読んだことが無かったのだけれど、やはり、好きになれない。ただ、この小説は、男と女の両側の立場を描かれているという、手の込んだ趣向だったこともあり、読んでみることにしたのだ。2つとも読んでみて、読みやすかったのは、BLUEだった。ROSSOは、変り映えしない話がだらだらと続くように思えてしかたがなかった。とは言うものの、BLUEも「いつまで引きづってんねん!女々しいぞ!」と何度もつっこみたくなる内容ではあったんだけれど。この、女々しさが、逆に理解できたところでもあった。結局のところ、二人は???って所で終わってしまいったのだが、続編が出たとしても、今度は読むことはないだろう。もちろん、映画も見ることはないだろう。ただ、男と女の違いは、一生理解できないんだろうな。と、再認識させられる小説であったことは確かだ。