親父と対面で面会して考えたこと

4/18にはりま姫路総合医療センターから播磨サナトリウムに転院することになった。
本日、対面にて面会をすることができた。
姉の家族と弟と一緒に妻と娘と一緒に病院をおとずれ、わずかの時間ではあったが親父に会うことができた。
はりま姫路総合医療センターのタブレット越しの面会の時とはずいぶん印象が違った。
力強くしっかり手を握り返すことに加え、話しかけると上下にうなずくこともできる。
帰りがけには手を挙げてもいたので、こちらの言っていることが理解もできているように感じた。
話すことができないので、意思疎通ができるとまではいかないものの、先週感じた印象とはずいぶんと違って、しっかりしているようにも感じたほどだ。
これで最後だろうと思い、家族を連れて行ったわけなのだが、娘も折紙でボールを作って直接親父に手渡しすることもできた。
看取り介護をいつ始めるか決めなければいけないと思っていたのだが、この状態だと非常に悩ましい。
調子のよい日とそうでない日があると母は言っていた。
この先、点滴を続けてもそう長くないとの診断なのだが、まだ、意識もあるし反応もするという状態なのだから、点滴を外してよいのか?
口から食事をとることは難しいのか?本当に回復は無理なのか?回復してもまた、周囲に暴力をふるって迷惑をかけるだけではないのか?
そんな疑問が頭をめぐる。
父に聞いてみたい。どうしたい?と。
どうしたいのだろう?
家に帰りたい?
家での介護は、家族に負担がかかりすぎる。
この正解のない問いにどう向き合い、どんな回答をだせばよいのか?
もちろん、私一人で回答を出す必要はない。
母や兄弟はどうしたいと考えているのか?
話し合ってみる必要がある。