【評価】
★★★★★
【感想】
ちょうど、中小企業診断士の実務補習を実施しているときに読んだこともあり、
商品を世に出す過程における様々な過程が描かれている。
いくつか、自分の頭の中の固定概念を覆えされた。
とても、刺激になった一冊であった。
44 アイデアは絞り込むのではなく育てる
45 たくさんのアイデアの中から各人が好きなものを選び、育てます。
育てたい人が育てるのが一番。そもそもみんなで絞り込む必要はないんです。
84 どう発表したら見てもらえる?
SNSなら最大4枚程度の画像で全てを伝える
モノづくりの世界で、実はそのプロセスには様々な人や仕事が存在していることを伝える(長文記事)
PR TIMES(3万円/1件)などのサービスを使いプレスリリースを流す
メディアはプレスリリースから記事を作っている
展示会へ出店しバイヤーとつながる
130 「なんで?」が新人の仕事
新人だけじゃなく教える側にとっても学びが生まれる
面倒くさがらずに問いに答えられるチームが作れたら嬉しい
160 価値観の差っていうのは基本的には埋まらない、その対策としては、新しいメンバーを入れる。共感できるメンバーで進めることが大切。
209 理由のない単なる値引きはしてはいけない。発注側は値引きしたことなんて覚えておらず「受けたのだから100%の力でやれ」になり、受注側は、値引きしたことをずっと忘れないから「値引きしたのにこんなにやらされている」と思いがち。
210 見積もりは、メンバーの各人が健康で楽しく毎日過ごせるための工数で算出している。
250 武装を解除したい(わかりやすい言葉を使う)
カタカナ言葉などの専門用語を使って理論武装をしてしまいがち、アイデアを守る城壁を頑丈にする時間があるならアイデア自体を強くしたい。だから、わかりやすい言葉を使う。