Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である / クリスティーン・ボラス

【評価】

★☆☆☆☆

【感想】

非常に部数も出ていて話題になっている本です。が、私には少し合わなかったです。

なぜかというと、「うーん、違うような・・・」ってところがあるんですよね。7割は頷けて、3割が首を傾げるといったのが、私の正直な感想でした。そいういったシーンが3割もあると、正直、最後まで読めませんでした。途中で挫折しまして、200ページくらいまでですが、いくつか参考になるところをピクアップです。

 

・オフィスの中で誰かが無礼な態度を取るのを見た直後には、そうでない場合に比べ、同じ態度を見てもより無礼と感じやすくなる可能性がある

・他人の敵意、攻撃性に触れると、人間は行動を変えてしまう。誰かの無礼な態度は、あなたを無意識に変えてしまう。病のように人に感染し、広めてしまう

・自分の言動を改善するための努力は、一人でやる必要はない。職場の同僚とともに取り組むことも可能

・チームメイトに日頃の行動を詳しく批評してもらうのも有効(360度フィードバック)

・笑顔は自分自身も気分がよくなり、他人からも感じのよい人と思われやすくなる。子どもは1日に400回笑うと言われるが、大人になるとその回数は激減する。1日に5回も笑わない大人が14%もいる

モトリーフール社は、すべての社員は互いのことを知るべきという方針があり、社員に10ドル分のスタバのギフトカードを配布している。必ず、職場の同僚を誘っておごるという条件付きなのだ

・職場で礼儀正しくあるために必要なこと5つ

  1.  与える人になる
  2.  成果を共有する
  3.  褒め上手な人になる
  4.  フィードバック上手になる
  5.  意義を共有する

・感謝の意をまめに他人に伝える人は、そうでない人に比べ、収入が約7%多く、血圧が約12%低いとも言われてる