死亡事故

残念なことが起きました。会社の昼食時に社内で死亡事故があったと聞き、昼から社内周知メールを確認しました。何気なく目を通し、リンク先をクリックし、新聞記事を見た瞬間、時が止まりました。そこには、見覚えのある名前がありました。それも、2ヶ月ほど前に話したばかりの人の名が四文字記載されていました。間違えで合って欲しいとの望みをもちましたが、少し変わった名なので、何度見直しても、記事は変わりません。一緒に仕事をしたわけではないけれど、同じ職場でしたし、年も近かったので、親しくさせてもらってた人です。気さくで気の利くいいやつだ。なんで?記事を読むと、事故現場は、国道1号亀山バイパスの高架、鈴鹿サーキットへ向かうと家族にメールをしていたとのこと。トラックとの正面衝突、全身打撲で死亡。家族もいるのに、悔しい。ほんとに残念です。朝の6時15分。居眠りなのかわからないけれど、人生こんな形で家族と別れるのは、本人も悔しいだろう。寿命なのだと簡単に割り切れない。そんなことを考えてしまい、しばらくは動揺が隠せなかった。私にも家族がいる。大切な妻や娘。いつかは別れるのだろうが、少なくとも今であってはならない。そんな思いを抱きつつ、この事件を妻と話したら、事故は急な出来事だけど、残された人の人生もなんとかなるねん。との逞しい言葉。一見冷たいようだが、非常に救われる言葉だった。私も、何があっても、楽しく生きていけるぞ!と、家族の前では言いたいものだ。強くありたい。