W杯直前日韓戦

どうしたものか。2−0で惨敗。W杯直前に点がとれる気配すら感じられず、ミスの多いこの体たらく。負けてしまうのは仕方がないとしても、なんでしょ、この虚無感は。ドキドキもワクワクもしないこの感じ。これではサポーターも応援する気がなくなってしまう。岡ちゃんの一番の責任は、この躍動感無きサッカーをいつもまでもしてしまっていることなのではないだろうか?実は、岡ちゃんの試合後のコメントで一番気になる言葉がある。それは「選手はよくやってくれている」というものだ。いつも、この言葉を聞くのだが、この発言の真意は何なのか?確かに、選手批判をしてチームの纏まりがなくなったり、選手のやる気が無くなったりするかもしれないが、そんなことを危惧しての発言なのだろうか?もしくは、責任を一人で背負うというパフォーマンスなのだろうか?はたまた、とりあえずの言葉なのだろうか?いずれにせよ、監督も選手もプロなのだ。ダメな結果、ダメはプレイは批判させるし、よい結果、よいプレイは賞賛させるのが当たり前ではないのか?そんなことは評論家やマスコミにまかせて、日本代表には監督と選手にしかわからないコミュニケーションの方法があるのであれば、取り越し苦労なのだが、私にはそうは思えない。だから、いつまでたっても意思統一がされていないチームに見えてしまうのではないのか?そんな風に思えてしまう。さて、この試合の感想ですが、一言で言うと、「ぬるい」。もう少し言うと、動き出しが鈍い。ボールウォッチーが多い。すぐこかされて情け無い。そんなところだろうか。最近、TVでW杯の特集をよくやっており、過去の試合を見る機会があったので、思ったのだが。日本代表の試合って20年前のW杯本大会の南米チームの動きとよく似ている。ゆっくりパスを回しており、あまり走り回ることはしない。チャンスがあれば、一対一でしかけてゴールに結びつける。そんな試合運びをするチームだ。ただ、日本には個人技に秀でたスーパースターはいない。なので、ゴールに結びつく気配すら感じられず、中盤より後ろでパスダンスなのだ。更に、今日の試合では、プレッシャーに耐えられず、パスミス、トラップミスのオンパレードというお粗末なプレイを繰り広げることになった。さてさて、南アフリカ大会まであとわずか。愚痴ばかりなので、少しはよいことを書きたかったのだが、あまりにネタがありません。少しでもよいので、意思をみせてはくれまいか?日本代表殿。たのみます。