父還暦祝い

今日は、父の還暦祝い。正確には27日が誕生日なのだけれど、母や兄弟達で祝おうということになって、集まるならこの日がいいってことになったのだ。午後から、神戸に行き、お祝いの品を買うことになっていた。買うものは時計と、相談のうえ決まっていたのだが、いざとなると、迷ってしまった。それ程、高級時計に詳しいわけではないので。。。結局、大丸にいったのだが、それ程ブランド数が豊富って程ではないにしても、その数は沢山あるのだ。本当のことを言うと、ロレックスをプレゼントしてあげたかったのだが、予算の都合でクレドールにした。クレドールは、SEIKOが海外の高級時計に対抗するために作ったブランドだ。中身はあのグランドSEIKOなのだ。まあ、父の時代だと、世界のSEIKOだろうということで、それにすることにした。グランドSEIKOやクレドールは、30年間は部品を保持するそうだ。量産体制になったオメガなんて、10年経つと部品が無くなるらしい。デザイン的にもおしゃれなおじさんがしているようなものにした。流石に、金属ベルトは予算にあわず、皮ベルトものにしたのだが、なかなかよい時計だ。私が欲しいくらいだ。確かに、自分ではこんなに高いものは、ちょっとやそっとでは買えないのは確かだ。そんでもって、夕食を家族と共に会食。母が予約をしていた、明石の料亭「人丸花壇」。ここは、おかみが松平の末裔との、由緒ある料亭らしい。料理は季節御膳。おそらく一人1万円のコースだろう。久しぶりに、兄弟家族が集結することになった。なんやかんやと昔話なんぞをして、お祝いという感じではなかったが、まあ、こんな事はあまりないので、貴重な時間だったのではないだろうか。もっと、感謝の気持ちを表せるとよかったのかもしれないが、そううまくはいかないものだ。最後に写真をとってもらい。解散した。駐車場でもたもたしていたにもかかわらず、帰り際に店の方をみてみると、まだ、店員さんが見送っておられた。これには、少なからず感動を覚えた。へー。こんなところもあるんだなあと。何はともあれ、60歳、おめでとう。でした。