バリで爆弾テロ!!

なんとも、恐ろしい。3日前まで、そこにいたのだ。今日、バリ島で爆弾テロのニュースが流れた。場所は、ジンバランとクタ。ジンバランには食事に行き、無論クタ地区といえば、中心街なので食事もしたし、何度かタクシーや送迎車で通っている。2002年にも同様のテロがあった所であるだけに、可能性はあったのだろうが、そんなことは、私たちの旅行に無関係とたかをくくっていた。日ごろであれば、「ふーん」程度のニュースなのだが、帰国直後だけに、ひやりとした。犯行声明は出ておらず、テロの目的がさっぱりわからんが、滞在中には、全くそんな不穏な空気もなく、快適だっただけに、信じがたい後継がTVで流れている。不意の攻撃がテロなのであたりまえなのだろうが。。。それにしても、現地の人達は親切であっただけに、なんとも残念なニュースである。私自身、周りの人に、バリはお薦めと言っていたぐらいだ。観光客で持っている街である。今後の集客率は激減するであろう。外務省の情報では、「十分に注意してください」4番目のランクに位置づけられているバリ島。更に「爆弾テロに関しては、何時どこで発生するか予想できないことから、これに巻き込まれないよう十分に警戒し、欧米系ホテル、ショッピング・モール、ディスコ、カフェ、宗教施設等爆弾テロの標的となる可能性がある施設には出来る限り近づかない、大勢の人が集まる場所では警戒すること」との明記がある。確かに国としては、国民に情報を与えていたのだ。私も海外に行く時はそれなりに覚悟はしているつもりでいる。爆弾に巻き込まれるのは、旅行者が悪いのだ。うーん。今回は、そこまで割り切れないな。4番目のランクで実際には邦人犠牲者が出ている。恐らくではあるが、今までのテロから推測するに、オーストラリアを標的にしているのではないだろうか。昨今、バリの旅行者はダントツ日本人が多く、その次がオーストラリア人だ。今後もテロが続くようであると、日本人犠牲者は必ず出る島である。楽園が一転して地獄になってしまうのだ。過激派の組織や目的、各国の紛争、流通事情など、国際情勢にもっと詳しくならないと、おちおち旅行にも行けないのか。まあ、そういうご時世になったということか。悲しい限りであるが、心に留め置こう。