ブラジル優勝!!」

いやはや、1ヶ月間のエキサイティングな時間が終わりを告げた。幾度となく楽しませてくれたワールドカップKOREA JAPANに幕が下ろされた。私の人生の中でも自国開催のワールドカップが楽しめるのはこれが最初で最後だろう。最終的に勝利をおさめ、W杯を手にしたのは、ブラジルだった。雨でスリッピ-な条件下での決勝だったが、どちらも優劣のつけ難い試合だったと思う。残念だったのは、ドイツに要のバラックが出場停止で出られなかったことだ(ノイビルではなかったが、さらに痛かった)。決勝トーナメントで得点を挙げているのは彼であり、セットプレーをものにできる逸材だからだ。ただ、決勝のドイツのプレーはもう一工夫すべきものに見えたのは私だけだろうか。スリッピーなのにミドルをふかすことが多すぎたり、右からのセットプレーをわざわざ右利きのシュナイダーに蹴らすといったところなんぞは、ゴールが入りそうもなかったのでもったいないの一言だ。幾度もあったコーナーを生かせなかったところもドイツらしく無かった。とはいえ、随分とドイツもサイドから攻め、攻撃時間はドイツの方が上回っていたのではないだろうか。結局のところ、スターのいないドイツの決定力不足が勝利をブラジルに齎したのだろう。4年前の屈辱を抱えたブラジルが晴れて優勝したのだ。この1ヶ月もの間、長居に2度足を運び、日本戦を応援でき、毎日、TVにくぎ付けにされた楽しいひと時が今日で終わってしまった。ほんとにもう少し続いて欲しい時間であった。次は、ドイツ大会。4年後に同じく屈辱を抱えたドイツはどのような結果を出すのであろうか。是非とも日本を応援しにドイツに行きたいものである。そのとき、ブットがカーンの後継者となっているのであろうか。日本にストライカーは育っているのだろうか。期待は膨らむばかりである。ほんと、ワールドカップ!!最高!!