ポンペイ展

今日は、神戸市立博物館で行われている「ポンペイ展」に行った。現在までの入場者数が5万人を超えたらしい。そういえば、TVでもポンペイの遺跡の特集が放映されていたのを思い出した。入場してみると、かなりの人で、人気の程を感じた。展示は、3階と2階に分かれていて、約2000年前の人々の生活がみごとに垣間見る事ができる。まず感じたことは、現在の人々の生活と殆ど変わらないポンペイの人の生活ぶりに驚いた。とりわけ、関心したのが、水道の設備が備わっていることや、滑車、てこの原理等を取り入れた優れた道具の存在だ。公衆浴場があったり、酒場があったりとなんら現在の生活と変わらないのだ。2000年という年月が、なんと身近に感じられることか。ついつい、理系頭の私としては、時計や計測機器なんかに関心を奪われたのだが、人々の衣食住や仕事、といった生きていくために必要不可欠なことについても、なんら現在と変わりはしない。直ぐにでも、ポンペイのこの時代に観光旅行にいけそうな、そんな風に感じた。不便があるとすれば、TVで全豪オープンテニスが見れないことくらいだろうか。