二次令和元年事例Ⅳ(一回目)43点

事例Ⅳ(一回目)の振り返り。
キャッシュフロー算出が全くできていない。
赤字の部署があれば、全社で黒字なら赤字部署の税金分はキャッシュインになる。
43点。


  • 第1問

売上高総利益率
配送は外注なので原価となることと、材料費高を重視。
当座比率
確かに在庫が激増しているので、棚卸資産回転率でも間違いではないが、改善点が固定資産回転率ということもあり、安全性をピックアップ。
有形固定資産回転率
所有物件の賃貸収入で効率性が改善し、建材価格高騰・配送コスト増で収益性、在庫増で安全性が悪化した。

  • 第2問

事業部毎の損益分岐点分析の結果を利益計画の資料として使う問題点は?
部門ごとに費用構造が異なり、全社的な正しい利益計画が立案できない

  • 第3問

CF計算問題。
CF=税引前利益-税額+減価償却
税引前利益がマイナスの場合
CF=税引前利益+税額+減価償却
全社で黒字なら赤字部署のマイナス利益に相当する税額が得していることになる。
以下のようなイメージ

A部署 B部署 合計
売上 100 50 150
費用 50 70 120
利益 50 ▲20 30
税金 15 ▲6 9

全体で見ると▲6キャッシュインになっている

  • 第4問

連結子会社化のメリット・デメリット
メリット:経営責任の明確化意思決定の迅速化により収益改善が期待できる。
デメリット:管理業務の機能重複による管理コストの増加会社間での情報連携の停滞
EDI導入による財務的効果
受発注、在庫情報の共有が図れ、タイムリーな建材配送と建材調達を実現。コスト削減により安全性、収益性が改善される。